チュン爺のゲームノート

SRPG Studioでのゲーム作成&他の方が作られたゲームへの挑戦

暇なので・・・

 どうも、入院中で暇ねチュンです。前回も書きましたが、入院をしたら、当面、何もできないのかな、と思っていたら、
wifi
 でも、この「WiFi」、名古屋大学の「WiFi」だからか何かは分かりませんが、
競艇のサイト
 とか、
宝くじのサイト
 には、繋がらないんですね。でも、繋がらないとなると、俄然、繋ぎたくなる。
 今は、病院入院中で、ムチャ暇ですので、競艇の結果だけを何とか仕入れ、待望の、
電投で家にいながらワクワク競艇生活用プログラム
 の試作品を作ってみました。現状、そのプログラムで表現できるは、

◎本日の実戦購入
、宮島,予想3,5-6-4☆
、唐津,予想3,4-2-6☆


◎帳面上収益ベスト3
1、宮島,予想3,44680☆
2、唐津,予想3,35530☆
3、津,予想2,10800
◎帳面上ワースト3
1、桐生,予想4,-12220
2、浜名湖,予想5,-12000
3、浜名湖,予想4,-12000

 です。ただ、上には「実戦購入」とありますが、ううう、競艇のパスワードは、家に帰らないと分かりませんので、そちらも「帳面上」のお話です。どうかな。

 ちなみに、掲載している小説は、少し前に書いたもので、病院で書いたものではありません。ただ、公開しておかないと貯まってしまって、書けなくなりますので、今回も公開です。



総タイトル「陽葵の見ているもの」
第3話「陽葵が見つけた友達」(4)




「僕が君たち二人の学習担当、矢井田太郎です。ここでは、ここに通ってる児童が学習が遅れないよう、学校の勉強の補完を行います」
 午後になって、夏井陽葵と赤井舞は数台のパソコンが置かれた部屋に、担任の大谷珠代と共に入った。矢井田が二人に挨拶すると、大谷が口をはさんだ。
「この矢井田君、若いでしょ。まだ大学生なんだよね。でも家庭教師の世界ではプロと言われた実力の持ち主なんだよね」
 すると矢井田の固い表情が一気に緩んだ。
「大谷先生、やめてください。確かにこれまで家庭教師はいっぱいやりましたが、ここで児童が取り組むのは、なでしこ学習アプリという、チュン博士が開発した、セルフ学習システムですよ。僕が高校生の時にこのシステムがあれば、僕も大名古屋大学じゃなく、帝国大学に行けた気がします」
 それを聞くと、大谷は、
「そんなに、すごいの」
 と改めてパソコンが並んだ部屋を見回した。矢井田が言葉を続けた。
「そこで今日はまず、君たちの実力を測らせてもらいます。それで例えば、国語の実力が小学生に満たなければ、国語学習は幼稚園レベルから、算数が小学3年生レベルなら、算数はそこから。本日の診断結果で出て来た、あなたたち各自の実力に合わせた、効果的な学習が、次回から進められます。もし、分からないことがあれば、ここには僕か、大谷先生のどちらかが常に在籍してますから、気軽に聞いてください」
「パソコンの細かい操作とかは、私より、矢井田君の方が詳しいので、矢井田君にお願いします」
 大谷が口をはさんだ。再び、矢井田が説明を続けた。
「それでは、それぞれ、パソコンの前に座ってください。Enterを押すと、問題が始まります。問題量は、かなりありますので、ゆっくりやっても、途中で休んでもいいです。今日一日で終らなくても、何の問題もありませんので、気軽に取り組んでください」
トン!
 二人が、ほぼ同時にEnterキーを押すと、
小学生低学年向き学力診断プログラム
 が始まった。
ピコカタカタ
ピコカタカタ
 教室には、しばらくの間、パソコンのキーボードの音が響いていた。最初はカタカタと早い速度で響いていた、キーボードの音が、やがて、少しゆっくりになった頃、
「うお~、わお~」
 部屋の外、どこからか、唸り声のような音?声が聞こえて来た。
うお~、ガタン!
ワオ~、ドタン
 その音?声は、ドアや壁にぶつかっているのか。大きな物音も響かせながら、だんだんと近づいて来る。
 さすがにそこで、二人のキーボードの音が止まった。

入院中ですが・・・

 実は現在、
糖尿用&白内障
 で入院をしています。
 入院をしたら、当面、何もできないのかな、と思っていたら、おおお、
wifi
 は使えるし、暇もある。ひょっとしたら、と思って、いつも使っていた、
2万円のミニパソコン
 を持ってきたら、その中に、ヘタクソ小説のファイルも入ってる、ということで、公開しないと次を書く気にもなりませんので、前の続きを載せときましょう。


総タイトル「陽葵の見ているもの」
第3話「陽葵が見つけた友達」(3)




 午前中は自己紹介の後は、高直師統括責任者の少し長めのお話で終った。高は、
「これからの宗教は、科学だ」
 と「宗教と科学の融合」についての話をしたようだが、陽葵にはさっぱり分からなかった。その後は、給食の時間となり、担任の大谷珠代ら数人が加わり、児童と給食を共に迎えた。
 給食と言っても、配膳とかはなく、御膳に乗った料理を調理の人から受け取るシステムで、そこで大谷は陽葵と赤井舞を、自分と同じテーブルにつくように促した。どうやら大谷が担当する二人の児童というのは、陽葵と舞のようだ。
「この後、午後は学習室でのお勉強になりますが、時間はまだ、たっぷりありますから、給食、ゆっくり食べてくださいね」
 大谷はそう言うと、自ら給食を食べ始めた。
 ここで陽葵は、舞と向かい合って座ったので、改めて舞の頭上に浮かぶ人が目に入った。だが、陽葵はそれを見た途端、目を奪われた。見えたのは、色白の清楚な感じの美しい女性で、服装は陽葵の知る看護婦さんの服装だった。女性はほのかな微笑みを浮かべていたが、その微笑みと共に、時々キラキラした光が、陽葵の目に飛び込んできたのだ。
「光っている?それに、この人は、舞ちゃんに全然似ていない。この人は誰?」
 陽葵の脳裏に浜井徹が発した言葉が、突然、よみがえった。
「彼らは何者か?彼らは何のために、そこにいるのか?いるだけで、その目的は果たされているのか?」
 そんな考えにとらわれていると、その後は、自己紹介の延長なのか、大谷の質問に答える形で、お互いのことが語られた。
 舞の父親はホテルチェーンの社長、母親も日本料理店を各地に展開する会社の社長だそうで、今は二人で商談も兼ね、海外に出張中。そこで、父親の知り合いの教団幹部に、留守の間の娘の預け先として、この合宿を紹介され、参加が決まったようだ。
 陽葵も、いろいろ尋ねられて、母親の勧めで参加したこと、詳細は言わなかったが心の病を疑われていることなど話したが、ふと父親の名前を夏井孝彦だと口に出すと、大谷が、
「まあ、陽葵ちゃんって、夏井先生のお子さんなの。夏井先生の書かれた本、何冊も持ってるから、今度、本にサインを書いてくれるよう、頼んじゃおかな」
 と、半分冗談のような口調で言った。
 そうした会話を交わしながらも、陽葵が、舞に現れた女性に見とれていると、
「陽葵ちゃん、仲良くしようね」
 と、突然、舞から声をかけれ、陽葵は、咄嗟に
「うん」
 と答えたが、陽葵はその時、
友達ができて良かったな
 と心から思った。

競艇と小説と・・・

・明日の競艇
モーニング、三国、芦屋
ノーマル、平和島、津、児島、宮島
サマータイム、多摩川、福岡
ナイター、桐生。蒲郡、住之江
全11
三三三二

・三 国,2024-04-14,120,98,81.7%,総1250690,平10422,高4-3-6,132690円,多1-3-4,8回,準備中
・芦 屋,2024-04-14,120,89,74.2%,総940320,平7836,高5-4-6,125380円,多2-1-6,4回,準備中
・平和島,2024-04-14,120,101,84.2%,総1058670,平8822,高6-3-4,202410円,多1-3-4,6回,準備中

◎入院準備
→冷蔵庫、カラにした方がいいですね。
◎村上洋一郎著「新しい科学論」(講談社)
第一章、科学についての常識的な考え方
第二節、常識的科学館の特性
・データの中立性
・蓄積性と進歩

・ 津 ,2024-04-15,120,87,72.5%,総742690,平6189,高2-6-5,59060円,多1-3-2,7回,準備中
・宮 島,2024-04-15,120,82,68.3%,総724570,平6038,高4-6-1,93230円,多1-2-6,6回,準備中
・多摩川,2024-04-15,120,90,75%,総813330,平6778,高6-4-5,118460円,多1-2-6,5回,準備中

◎入院準備
本日、買い物
◎林貞年著「催眠術のかけ方」(現代新書)
第二章、催眠術師への道
・動機づけ-相手の協力をあるモチベーション

・福 岡,2024-04-15,120,85,70.8%,総576190,平4802,高6-5-1,98450円,多2-4-1,5回,準備中
・桐 生,2024-04-15,120,90,75%,総1017540,平8480,高2-6-5,119550円,多2-1-3,6回,準備中
・児 島,2024-04-15,120,96,80%,総930730,平7756,高6-3-5,105170円,多1-3-2,6回,準備中

◎入院準備
カバン入れる。
◎帯津良一「癒しの法則」(サンマーク文庫)
第二章、なぜわたしが東洋医学を取り入れたのか
・木より森を見る、ホリスティック医療

・蒲 郡,2024-04-15,120,92,76.7%,総856870,平7141,高5-1-6,120500円,多1-2-5,6回,準備中
・住之江,2024-04-15,120,82,68.3%,総917940,平7650,高6-3-1,392370円,多1-3-2,7回,準備中
本日も実戦購入なし。

◎中井英史著「ブレイン・ハック」(フォレスト出版)
第二章、徹底解剖!なぜ人は催眠術にかかるのか?【理論編】
・「動き」を支配し、「感覚」を支配し、「記憶」を支配する
◎ジェームス・トレフィル著「科学1001の常識」(BLUEBACKS)
第1章、古典生物学
・植物の生殖
1、植物は有性生殖でも無性生殖で繁殖することができる。

総タイトル「陽葵の見ているもの」
第3話「陽葵が見つけた友達」
 続きです。




 父兄も先生もいなくなった部屋に、児童7人だけが立っていると、そこに一人の女性が入って来た。先生は皆、胸に名札をつけていて、名札には、
教務担当、深沢瑞穂(ふかざわみずほ)
 と書いてあった。
「さあ、みなさん、教室に移動します。私の後に、ついて来てください」
 深沢に案内されたのは、30人くらいは利用できる、学校の教室と似たような部屋だった。
「みんな、各自、好きな場所に座ってください」
 と言われ、陽葵が座ったのは、どこからも真ん中くらいの席だった。ただ、気になったのは、あらかじめ教壇に高直師が立っていたことだ。全員が座ると、高直師が口を開いた。
「ようこそ、道標教入門プログラムへ。先ほど挨拶したが、私は高直師、このプログラムの統括責任者です。明日から、みなさんには、午前中4時限、ここで宗教の勉強をしてもらいます。最初の2時限は総合学習として私が、その後の2時限は、小学生と中学生に分けた個別学習で、中学生は私が、小学生は、こちらの深沢瑞穂先生が担当します。ただ単に本を読むだけでなく、VTR学習や、体験学習なども行う、創意あふれる授業ですので、みなさん、楽しみにしていてください」
 児童は私語もなく、黙って高の話を聞いていた。
「さて、今回は初めてということなので、まずは、一人ひとりに簡単な自己紹介をしてもらいましょう。それぞれ、名前と学年、プログラムへの参加回数、今回のプログラムでしたいこと、この4つを言ってもらいます。まずは年長順で、基(もとい)君から、行きますか」
 高に促され立ち上がったのは、先ほど陽葵の目に入った、背の高い少年だった。
「基樹(もといいつき)、中学校3年。このプログラムは今回で、何回目かな、8回目くらいかな。プログラムの目的は、今度こそ、宗教的確信を得ること、だな」
 そう言うと、基は席に座った。高が目で合図を送り、次の男子が立った。
「僕は、高橋文博と言います。一応、中学校1年生ですが、まだ学校へは行ったことがありません。親に、学校に行かないのなら、ここに出ろ、って言われて。参加は初めてです」
 高の目配せが、次々と児童に向けられる。
「能戸敏孝。小学3年生。家にいても、ゲームばかりしてるので、もう一度、この合宿に出ろって言われた。2回目です」
「須藤美月、小学6年生、3回目です。学校とかと違って、ここなら十日で終るから、いいかなって思って」
「石崎恵、小学4年生。2回目です。前回の合宿で、宗教の素晴らしさを知って、もっと知りたいと思いました」
 陽葵の番が来た。
「夏井陽菜、1年生。初めて。私もお母さんに言われ、宗教の素晴らしさをもっと知りたいと思って」
 頭が真っ白になった陽葵が、そう言うと、
「真似すんな」
 石崎の言葉に、陽葵はあわてて俯いた。石崎は、陽葵が自分の言葉の一部をパクってしまったことを怒っているのか、教室に一瞬、変な雰囲気が流れた。
「赤井舞。1年生。私も宗教の素晴らしさ、知りたいです」
 ところが最後の一人、赤井恵の言葉で、教室の全体の雰囲気が一気に和んだ。陽葵は、それに驚き、思わず赤井舞を見つめずにはいられなかった。

第3話開始

 なかなか、この企画自体がパッとしないことから、前回。
執筆&競艇日記
 というスタイルを試みたが、
執筆日記は、型通りでは書けない
 ということもあり、断念した方が賢明のようです。チュン、もうすぐ入院で、活動も中断ですし、思い切ったこともし難いですね。とりあえず、
入院準備
試行錯誤1の取り込み
 でお茶を濁しましょう。まずは、明日の競艇。
モーニング、三国・芦屋
ノーマル、平和島・津・児島・宮島
サマータイム、多摩川・福岡
ナイター、桐生・蒲郡・住之江・若松
12。三三三三
 それでは、最初の三。
・三 国,2024-04-13,120,96,80%,総1206690,平10056,高4-3-6,132690円,多1-3-2,6回,準備中
・芦 屋,2024-04-13,120,87,72.5%,総872700,平7273,高5-4-6,125380円,多1-6-5,4回,準備中
・平和島,2024-04-13,120,101,84.2%,総1027240,平8560,高6-3-4,202410円,多1-3-2,5回,準備中
 ダメです。

◎入院準備
→バレエシューズがあった方がいいみたい。
◎村上洋一郎著「新しい科学論」(講談社)
第一章、科学についての常識的な考え方
第二節、常識的科学館の特性
・データの中立性

・ 津 ,2024-04-14,120,82,68.3%,総664620,平5539,高3-5-1,40800円,多1-3-2,6回,準備中
・児 島,2024-04-14,120,97,80.8%,総900510,平7504,高6-3-5,105170円,多1-3-2,6回,準備中
・宮 島,2024-04-14,120,83,69.2%,総747310,平6228,高4-6-1,93230円,多1-2-6,4回,準備中

◎入院準備
→入れ歯入れ。ゴム状のものが必要です。
◎林貞年著「催眠術のかけ方」(現代新書)
第二章、催眠術師への道
・雰囲気-重要な暗示の土台

・多摩川,2024-04-14,120,89,74.2%,総724240,平6035,高6-3-4,108060円,多1-2-4,6回,準備中
・福 岡,2024-04-14,120,86,71.7%,総587060,平4892,高6-5-1,98450円,多2-4-1,6回,準備中
・蒲 郡,2024-04-14,120,91,75.8%,総834700,平6956,高5-1-6,120500円,多1-2-5,7回

◎入院準備
→CS申込書記入。
◎帯津良一「癒しの法則」(サンマーク文庫)
第二章、なぜわたしが東洋医学を取り入れたのか
・西洋医学と東洋医学が接近しはじめた

・桐 生,2024-04-14,120,90,75%,総1134150,平9451,高2-6-5,119550円,多1-2-3,6回,準備中
・住之江,2024-04-14,120,85,70.8%,総1047370,平8728,高6-3-1,392370円,多1-3-2,7回,準備中
・若 松,2024-04-14,120,90,75%,総1292850,平10774,高6-4-2,218100円,多1-4-2,6回,準備中

◎入院準備
→他、マスク、イヤホン、シェーバー
CS申込書記入。
◎中井英史著「ブレイン・ハック」(フォレスト出版)
第二章、徹底解剖!なぜ人は催眠術にかかるのか?【理論編】
・催眠状態のときの体の異変

◎競艇
 本日も実戦購入なし。

◎入院準備
下着をバッグに。
◎ジェームス・トレフィル著「科学1001の常識」(BLUEBACKS)
次は、これにします。

 とせばいいのに、始めてしまった、チュンの小説執筆、
総タイトル「陽葵の見ているもの」
 は、
第3話「陽葵が見つけた友達」
 が始まります。気が向いたら、読んでください。



 金曜日の朝8時少し前に家を出た車は、午前9時前には教団の駐車場に入った。車を降りた夏井陽葵と母親・夏井礼音、二人が向かったのは、今回は、
研修センター
 と書かれたビルだった。そこに向って歩くと、ビルの入り口に人だかりができていた。二人がそこに近づくと、中から一人の女性が現れた。
「おはようございます。あなたは、夏井陽葵ちゃんですね。こちら、研修中に使用するIDカードです。失くさないように持っててね。開所式が午前9時半から始まりますから、それまでに中に入ってください。それと私、大谷珠代と申しまして、今回、陽葵ちゃんの担任、担任と言いましても、受け持ちは陽葵ちゃんともう一人なんですが、担任を務めますので、よろしくお願いします」
 女性はそう言って、陽葵に封筒を手渡し、母親に会釈をすると、人だかりの中に戻っていった。その時、母親が時計を見ると、時間は、
午前9時20分
 だった。
「陽葵、お父さんとも相談したんだけど、今からの合宿は、何かを無理矢理治すんじゃなく、気分転換と思えばいいのよ。でも、わがままは言わず、先生の言うことには、従いなさいね」
 ここでアナウンスが流れた。
「今から、
年少者向けの10日間教団入門プログラム
 の開所式を行います。まずは児童の方のみ、建物の中にお入りください」
 その言葉で、陽葵が一人、歩き出すと、
「陽葵、葵さんに会えるといいね」
 と、母親は立ち止まったまま、声を掛けた。
 人だかりは20人以上いた感じだったが、その時に前に出て来た人数は意外に少なく、数えると児童は7人だった。陽葵は、参加するのは自分と同じくらいの年頃の子供だけかと思っていたら、中には中学生くらいの背の高い男の子がいて、驚いた。
 開所式は、教団教学部代表・高道官氏のあいさつの後、今回の合宿の統括責任者として前に現れたのが、高道官氏の息子、
高直師氏
 だった。父親の「高一派には、あまり近づかない方がいい」という言葉が、不意に陽葵の脳裏に浮かんだ。
 その後は、各生徒の担任として、先ほどの、大谷珠代や何人かの紹介があり、続いて、各生徒の学習担当として、何人かが紹介された。どうやら毎日、午後の数時間は、学習担当の先生が家庭教師のように児童に寄り添って、学校の勉強の補完をする、ということだった。
 陽葵が、ふと気づくと、いつの間にか後ろで見ていたはずの母親の姿はなく、部屋に残っていたのは、七人の児童だけだった。そして、その時、陽葵の目に入ったのは、周りの児童の頭の上に浮かぶ人たちの、笑顔ではない、どこか寂しげで、どこか苦しそうな表情の顔だっだ。

第2話「陽葵もフロイトを見た」完結

◎電投で家にいながらワクワク競艇生活<改>
鳴 門,2024-04-11,120,95,79.2%,総1119120,平9326,高5-6-4,186840円,多1-2-6,5回,準備中
芦 屋,2024-04-11,120,85,70.8%,総803850,平6699,高5-4-6,125380円,多1-6-5,4回,準備中
戸 田,2024-04-11,120,98,81.7%,総1026340,平8553,高6-3-2,78290円,多1-5-4,4回,準備中
常 滑,2024-04-11,120,86,71.7%,総622340,平5186,高6-1-4,48900円,多1-3-2,5回,準備中
宮 島,2024-04-11,120,84,70%,総950000,平7917,高6-4-5,174010円,多1-4-2,5回,準備中
 津 ,2024-04-12,120,79,65.8%,総501190,平4177,高5-3-6,31150円,多1-4-2,6回,準備中
住之江,2024-04-12,120,89,74.2%,総1144190,平9535,高6-3-1,392370円,多1-4-2,7回,準備中
若 松,2024-04-12,120,90,75%,総1611300,平13428,高6-3-4,292830円,多1-4-2,5回,準備中
大 村,2024-04-12,120,77,64.2%,総962790,平8023,高6-4-3,175390円,多1-2-6,5回,準備中
↑本日も、実戦購入なし。

◎執筆日記
 ここは
執筆日記
 とします。執筆日記とは何か?つまり、小説企画を進めていく、ということですね。
 まずは
第五作、構成
 です。
1、主人公の現在-結合
2、主人公の近い未来-善良
3、主人公の過去-創造の逆
4、援助者-解放の逆
5、敵対者-節度の逆
6、結末-誓約の逆
 と出ました。

・地球へ
「ソルジャーブルー、死んでしまったんですね」(5)

20行執筆

・ゴースストバスターズ
キャリー(キャリー・クーン)(5)
 本名?

執筆

 さあ、いよいよ炭治郎、妓夫太郎を追い詰めた?
#鬼滅の刃
https://kimetsu.com/anime/
(15)

 ここで何故か、前回出した、
五代後世
 の後追い、意味づけをしてみましたが、・・・弱い? 

 「妖怪ハンター」「悲しみの連鎖を断ち切る」
#モブサイコ100Ⅲ
https://mobpsycho100.com/
 安易なワードですが、使えますかね・・・。(2-1)

 一応、最後は
箇条書き
 という禁じ手で終えました。

 録画していた、
#映画、この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説
http://konosuba.com/legend_of_crimson/
 視聴です。

 とりあえず執筆です。



総タイトル「陽葵が見ているもの」
第2話「陽葵もフロイトを見た」(6)
第2話も、これで最終です。



 家に戻ると、母親は、その足で父親の部屋に向い、少しの打ち合わせの後、さっそく教団に電話を入れて、陽葵の、
年少者向けの10日間教団入門プログラム
 への参加を決めた。その日は水曜日で、10日間のプログラムは、その週の金曜日から、翌週の日曜日まで行われるものだった。
 電話が終わると、母親は夕食の支度を始め、しばらくすると、陽葵、父親の3人での夕食となった。夕食の間、父親は何も言わず、テレビを見ていたが、食べ終わると、
「陽葵、もう一度、話をしよう。食べ終わったら部屋に来てね」
 と言って、自分の部屋に戻って行った。
 その後、陽葵が父親の部屋を訪れると、
「陽葵、お父さんは、陽葵が行くというなら反対はしないよ。それより、今日は浜井先生に会ったんだろ?浜井先生に会って、何か心の整理ができたのかい?」
 父親の反応を気にしていた陽葵は、父親のいつも通りの優しい雰囲気に少し安心をして、話し出した。
「今日は、超能力者の葵さんの描いた絵を見たの。その絵と、浜井先生の頭の上の髭のおじさんの絵が似てて、すごかったの」
 陽菜の言葉に、父親は少し考える様子を見せた後、何かを思いついたように話し出した。
「それって、柴原葵さんが、確か何かのテレビ番組で、浜井先生を鑑定して描いた、フロイトの絵じゃないかな。当時はかなり話題になったよ。去年、いや、一昨年だったか、僕もその番組を見てて、驚いたのを記憶している」
「陽葵もビックリした」
 陽葵が笑顔を見せ、父親も笑ったが、その時、父親は再び、何かを思いついたように、目を見開いた。。
「いや、ちょっ待った。ひょっとして陽葵も、柴原葵さんが見たのと同じような顔を見たって、言ったよね。それは、どういうことなんだろう?陽葵、フロイトって知ってる?」
「知らない。聞いたのは、今日が初めてかな」
 陽葵の返事に父親は頭を抱えた。
「うううん、いやいやいや、それって、すごいことじゃないか。柴原葵さんが鑑定したのは、浜井先生の守護霊だったはず。すると、陽葵が見ているのも、守護霊?」
「プログラムに参加すると、ひょっとしたら、葵さんに会えるかもしれないの。会えたら、いいな」
 陽葵がそう言うと、父親はニヤリと笑い言った。
「そうか、陽葵が急にプログラムに参加すると決めたのは、そういうことか。確かに、今は、足利信満教祖と柴原夫妻は、蜜月関係にあるみたいだからな」
 ここで父親は、改めて、陽葵を見つめて言った。
「もう一度、言うが、陽葵は陽葵の能力を治す必要はない。陽葵は、陽葵の大好きなことを探して、それを楽しんで生きればいいんだ。柴原葵さんに会いたいって夢だって、ずっと持っていればいい。夢を持っていれば、例え、今度の10日間に会えなかったとしても、いつか必ず会えるさ。
 ただ、一つだけ。この前、陽葵が会った、高道官氏には、高師直という息子がいる。この高一派には、あまり近づかない方がいい。いい噂を聞かないんだ。まあ、いくら何でも、小学生に何かをするとは思えないが。守護霊の件も、言わない方がいい。
 とにかく、教団の教えは悪いものではないが、それをうのみにするんじゃなく、宗教の教義を通して、陽葵が心を癒し、成長してくれることを、お父さんは願っているよ」